せっかくなので
そろそろ書いてもいいだろう「君の名は。」
について、僕なりの意見を書いてみようと思う。

※ネタバレしますので、まだ観ていなくて観たい人は
 今日は読まないほうがいいかもです!

あんぱんまん効果(勝手に言っていますが)と
アイドル効果とオタク効果すべて網羅した作品に仕上げ
しかしながら、素晴らしい脚本で客を魅了する

とても素晴らしい映画でした。

はい、簡単に言うとこんな感じでした。

上映開始から興行収入をものすごい伸ばしている
今話題の映画「君の名は。」ですが

なぜ、こんなに売れているんでしょうかってことで
話をしていきます。

ちなみに、僕としては過去最高に良い作品群に
ノミネートされましたと先に言っておきます。

さてさて、

スタートダッシュが良かったことと
リピーターをつかめたことが勝因ってのは
簡単にわかるとは思いますが

では、そこに向けた戦略がなんだったのかな~
というのを勝手に考えます。

まず、アンパンマン効果。

子供向けの映画がそれほど売れていないのに興行収入が良くて
大体公開では広い劇場で上映されているのには意味がありますが
わかりますか?

それがアンパンマン効果なんですが

子どもは一人で映画館に行けないことになっているので
必ず同伴者がいるんですね。

だから収入が1.5倍になる。
単純にこれだけの話です。

観察していてほしいのですが、子ども向けの映画は
ハリウッド映画を押しのけて、大体大きい部屋で
上映されていると思います。

ってことがまず一つ。

それとアイドル効果
今回のBGMを手掛けているのが中高生に人気のバンド

RADWIMPS

実は、彼らのインディースデビュー曲のMVを撮影していました。
っていうことは、何度かお話していますがもう10年以上前の話です。

かなりCMでもこのことを打ち出していたので
劇場には女子中高生がとても多かったです。

劇中歌だけでなくBGMもってことで、かなり話題になりましたね。

んで、オタク効果。
これからのアニメシーンにおいて新海監督は
ポスト宮崎と言われるほどの監督になっていますから
抑えておかないといけないっていう心理も働くでしょう。

CDとかメイキングとか、完全にオタク狙いですし(笑)
俺だけが知ってる効果っていうのかな。
うんちく好きにはたまらないというか。

もともと景色を忠実に再現する監督ですが
すでに岐阜に聖地が出来ているとか(笑)

でも、たしかに、新宿、四谷、千駄ヶ谷。
このあたりは見覚えのある風景ばかりなので
アニメではあるけど、実写に近い感覚だったかな~と思います。

これが、スタートダッシュがものすごい勢いだった

という要因でしょうか。

で、これだけではなくリピーターが続出しているのも
今作の特徴だと思います。

ライトユーザー層とコアファン層ってことですね。

コアファン層がリピートしているというより
コアファンになった層がリピートしている

という感じでしょうか。

新海監督にというよりは、この作品に。

そういう僕も、伏線をバシバシ感じてまた行きたいって思っていますもの。

劇中で気が付く伏線

後に気が付く思い出す伏線

実はこれはあそこを差していた伏線

挿入歌で答えを言っていた伏線

などなど。

謎解き映画じゃないのに、ものすごい数の伏線があり
しっかり回収させるものとさせないものとがあるんですよ。

そもそも、この脚本。

恋愛映画じゃねーし(笑)
って思います。

実をいうと、全く事前情報なく観に行ったので
夢で入れ替わった高校生が恋に落ちるんでしょ
くらいの感覚だったんですよ。

でもですね、複雑に絡み合っていて
そもそも、同じ時間を過ごしていないとか気が付いたときには

うわー

そうくるかー

っていうインパクト。

しかもすごいのが、バンバンCMで見せていたシーンが
実は超分岐点になっていて(これも伏線)
うそーん。そんな話だったのかー

っていうね。

もうね、言ったら伏線だらけで
勝負している感じですよ。

入れ替わっている男子生徒が受けている何気ない学校の授業が
出会うためのキーワードだったとかね。

あぁ、これは言い出したらキリがないし、一方的に言われても
意味不明だと思うので、観た方は是非談義しましょうw

つまり、伏線がものすごく張り巡らされているので
気づく喜びがあるわけです。

だから、もっともっとと思うわけ。

僕は今また観に行きたいと思っているのは
挿入歌での伏線に気が付いたから、そのシーンをもう一度観たいと思っています。

劇的に話が進行していく手前で二人が仲良く楽しく
入れ替わりを重ねていくシーンで流れている挿入歌があるんですが

前前前世

って局なんですけどね。

この時にすべて実はこの後に起こることを
教えている歌詞になっているんですよ。

1回目観たときには全く分からないと思いますが。

これに気が付いたときは鳥肌立ちましたわ。

さすがに歌詞書けないので調べてみてね。

あとは、CMでもバンバンやっている実は超重要なシーンの
挿入歌。

ここでも、歌詞に伏線が貼られているんですよね。

あー、全部話したい。

お願いですから、観たら連絡ください。
談義しましょう(笑)

という、映画を見終わったあとにも伏線回収出来ちゃうんです。

そうすると、再度観たくなるでしょう。

それがリピーターにつながっているんだなと。

もちろん、そういうのをネットで検索すれば
たくさん出てくるんじゃないかなって思いますが
上手に情景が目に浮かぶように挿入歌をあててるんです。

かなり、監督とアーティストでぶつかりながら曲を整えたと
インタビューで言っているくらいなので、こだわりがハンパないですよ。

というか、そのこだわりに気が付けるところがすごいんですよ。

映画って、当然どの作品も再考に拘った作品ですよね。

でも、何処に拘ったのかがわかるっていうのが
戦略なのかなと思います。

例えばタランティーノなんて、何処に拘ったかわからにもん。

剣で切られる時の血しぶきとか(笑)

あ、これは寄生獣の血のりもって聞いたことあるな。

そういうのってわかりずらいんですよね。
っていうか、そういう視点で観てないですしw

なので、BGMのこだわりはわかり易くて良かったです。

まぁ、だらだらと映画評論を述べてきましたが

今回のマーケティングはこんなところじゃないかと
勝手に考えていたりするわけです。

ターゲットを絞っているんだけど
広くしているところ。

ですね。

マジョリティーに向けている作品であるけど
マイノリティーをしっかりと拾っている。

そんな感じでしょかね。

儲かる話をボツにしてからのメールなので
ちょっとライトにと思ったのですが

ただのオタク評論になってしまったのはご了承ください。

ま、でも

売れているものを分析してみるっていうのは
マーケティングを学ぶ上で欠かせないことだと思っていますので
考えてみるのも頭の体操になって良いものだと思いますよ。

PS.

昨日はギフトショーの出展手伝いに行ってきました。
うちで開発しているオリジナル商品の開発元さんが
出展しているのでその設営の手伝いです。

午前はどうしても時間が取れなかったので午後からになってしまったのですが
すでに設営はほぼ終盤でした(笑)

内側を見ることが出来てとても勉強になりました。

来年はうちもオリジナル商品でギフトショーに乗り込もうと
決意した次第でございます!

そして、手伝いが終わった後社長ご一考とお食事させていただきました。
兄の店に招待させていただいたのですが、喜んでいただけました。
僕も久しぶりだったので楽しめました。

この社長さんは見た目ものすごくのほほーんとしているんですよ。

でも、行動力はハンパなくて、決断力もハンパないです。

来月には店舗展開をするなんて言う話をたくさん聞かせていただきました。

やっぱり、見た目じゃなくてやる人はやってるんですよ~
(あたりまえ)

ということを、改めて感じました夜でした。

PPS.

「君が全然全部なくなったって チリヂリになったって
もう迷わない また1から探し始めるさ

どっから話すかな 君が眠っていた間のストーリー」

「運命だとか未来とかって 言葉がどれだけ手を
伸ばそうと届かない 場所で僕ら恋をする
時計の針も二人を 横目に見ながら進む
そんな世界を二人で 一生 いや、何章でも

生き抜いていこう」

この曲のタイミングが秀逸すぎるんです。

やっぱり、また行こう!