今年度に入って、目標設定の方法を一新しました。

 

というのも、これまでに色々な試行錯誤がありました。

 

人事評価のシステムを導入したこともありますし

(1年半で終了)

 

各拠点ごとに自分たちで目標を設定してもらって

取り組んだこともありました。

(1年で終了)

 

個人とチームというイメージを持ってもらえれば良いと思うのですが

なかなか、自ら目標をもって何かに取り組むというのは難しいものです。

 

こどもの頃や、学生の頃であれば

親や先生から強制的な目標を課され

やらなければ怒られるという状態にあるので

目標に向かって自ら進むという感じではなく

やらないと怒られるという感覚で進められたと思います。

 

正直、この目標達成が正しいかというと「?」と

なるところではありますが、

それでも、やらないよりは良いでしょう。

 

 

これが大人になって、自ら行動しなければならないときは

なかなかどうして、進めるのが難しいものです。

 

自分で決めたことだから、守も守らないも自由なんですよね。

 

 

だから、自らコミットして達成する人はとても少ないです。

 

某RAIZAPが成功しているのも、ここですよね。

 

自らコミットさせる。

それを全力でサポートする。

 

やらせるのではなく、やるということです。

 

 

さて、そんなこんなで、色々と職員が成長するために

試行錯誤しながら日々を過ごしているわけでありますが

失敗をそのままにしてしまったら、ただの失敗ですから

それをもとに次へとステップを踏み出しました。

 

 

これまでの目標設定で修正しなければいけなかったのは

この「やらされている感」です。

 

もちろん、仕事ですから指示としてきた以上

やらなければいけないと思います。

 

運営側とすれば、首根っこをつかんででもやらせなければいけません。

(実際に首根っこつかんだら問題になりますがw)

 

なぜならば、成長してもらいたいからです。

 

 

少し話はそれますが、なーんにも考えないで

ただ与えられた仕事だけこなしていたら、成長なんて微塵もないです。

 

現状維持は退化ですから、むしろ退化していきます。

 

時代の流れにも取り残されて

文化の変化にも無頓着で

いつまでも古い人のままです。

 

新しいものに興味を持てというわけではなく

少しでも進もうとしているかどうかということです。

 

ほら、あれあるでしょ。

砂漠でこんな感じの

流砂,空間,底,疑塑性流体,もろい地盤,振動,流動性

 

動き続けないと沈んじゃうみたいな。

 

これですよこれ。

 

 

なのでね、強制的にでも動かせないといけないんだけど

なかなかネガティブにとる人も多いからね。大人は。

 

知識がついてしまっているがゆえに、成長に対して抵抗がある人が多い。

限界を勝手に決めちゃうっていうか

出来ないと決めつけてしまうっていうか

ありますでしょう。そういうとき。

 

そして、なによりも

やらせるよりやるです。

 

 

人は、誰かに言われてやらされるということに抵抗があります。

 

そりゃそうですよ。

 

自分で決めても出来ないんだから

人から言われて出来るはずがありません。

 

かくいう私も、片付けが苦手でいつも怒られていますw

 

なかなか人から言われて変われる人は少ないんですね。

 

 

ではどうするか?

 

ということを考えたわけです。

 

 

人事評価のシステムを導入した時も

各部署ごとで目標を立てさせたときも

 

結局は、人から言われてやらされているわけです。

 

 

なので、自らコミットして

それに寄り添えるようにしようと思いました。

 

 

それが、

 

志を高く持ち共に歩む

 

ということでした。

 

こちらからやらせるのではなく

本人がやりたいことを教えてもらう(考えてもらう)

それにこちらが寄り添う

 

という、逆転の発想からでした。

 

でも、よくよく考えれば、当たり前のことで

RAIZAPがここまで伸びてきたことを考えてみれば

分かる通り、人は自分がコミットしたことに向き合いたいということです。

(決算の調子はあまり良くないようですが)

 

なので、今年度からは特に目標を立てるということはしませんでした。

 

その代わりに、各部署長とじっくりと話せるように個別で時間をとるようにしました。

 

 

自らが、何に命を燃やすのか。

 

 

これが、志になると思うのです。

 

 

そこを決めてもらう。それに会社が寄り添う。

 

ですです。

 

 

私の志は

「障害があってもなくても当たり前に過ごせる街づくり」

「こども達が当たり前に夢を持てる街づくり」

 

です。

 

 

でも、この志も芯はブレませんが

変化をしながら成長してきています。

 

 

というのも、訪問介護から始まった弊社ですが

今では福祉事業のみならず、物販、物流と多角化してきています。

 

これは、すべてが志に通ずるのですが

街づくりの一環です。

 

 

こども達が成長した先に、仕事があります。

 

その仕事を創らなければいけないという使命から

軽作業を生む物販と物流の事業を立ち上げました。

 

物販の会社も、物流の会社も同じように

志を持った仲間が働いてくれています。

 

 

そして、福祉事業だけでみても

最初は、困っている人から逃げない

ということから始まりました。

 

どんなに困難なケースでも、スケジュールさえ合えば

即答でお受けさせていただいていました。

 

 

思い返せば懐かしいエピソードも多数ありますが

それはまた別の機会に(笑)

 

 

で、初めて足立区に施設を建設した時は

「家族を通わせたいと思える施設にしよう」

というところからスタートしました。

 

 

そこから、拠点が増え、今では物販、物流を入れると

10か所まで拡大してきました。

 

日本のフクシを世界にとコミットしてから

施設づくり、そして街づくりへと発展してきました。

 

その間、芯がぶれたことはただの一度もありません。

 

 

こういった自分自身の経験から

各従業員の皆さんにも、志を持ってもらいたい。

生き方、生き様を考えてもらいたいと思ったのが経緯です。

 

 

そして何よりも、ぶれない理由は当事者意識だと思っています。

 

昨日もちょうど電車に乗っていたら

新橋付近を通るときにサラリーマンの団体がいました。

 

聞くつもりはなかったのですが、隣にいるもんで

会話が聞こえてきてしまいました。

 

「なんか、お客様がうちの会社の〇〇がダメだって言ってましたよ。」

 

「そうだよなー。やっぱ〇〇がダメだよな。」

 

というような会話でした。

 

 

もう少し長い会話でしたが、ここにすべてが集約されていて

当事者意識の欠落があるということ。

 

その会社には、あなたも含まれているんですよということ。

 

 

志があれば、万が一こういったお客様からの不評があれば

そこを改善すべくどうするべきか考えるはずですし

 

そもそも、指摘されてしまったことが悔しいはずだし恥ずかしいはずです。

 

 

でも、サラリーマンの方々は会社の批判をしているだけでした。

その会社の一員だというのに。

 

なかなか、でも、そういった気持になるのは難しいんですよね。

 

 

そのようには教育しないから。

 

 

何もしないのに、勝手に志を持つ方は

会社に属すという選択はせずに、起業という道を歩むでしょう。

 

そうまではしなくとも、何かしら行動はしていることでしょう。

 

 

だからこそ、その当事者意識を持ってもらうために

志を持ってもらうために

 

自分の命をどのように燃やすのか。

そして、それを仕事という形でどのように関わっていくのか。

 

 

そこに真剣に向き合おうと思ったのです。

 

そうすれば、私自身が経験してきたように

芯がぶれることがなくなります。

 

 

 

まだ、全員との面談は終わっていませんが

これはやってみて本当に良かったと思っています。

 

一対一で話しますので、本音を聴けるということもありますが

何よりも、将来何をしたいのかということを聞けたことが大きいです。

 

そこに向かって、現在は5か年計画を見直しています。

 

作りながらとてもわくわくしています!

 




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